平成25年1月10日発行 第1649号

冬の風物詩④●春の七草

 

春の七草は、1月7日にかゆに入れて食べる習慣のあるセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七種の草のことです。春の七草を入れたかゆは、七草がゆと呼ばれ、これを食べて新年の厄払いいと健康を願います。

 

七草がゆの習慣は、平安時代にさかのぼります。江戸時代には武士や民衆にも定着し、幕府では公式行事として、将軍以下全ての武士が七種をがゆを食べていました。この日は、新年になって初めて爪を切る日でもあり、七草をひたした水に爪をつけ、柔らかくして切ると、その年は風邪をひかないといわれています。

おもしろ動物図鑑●岩国のシロヘビ

 

明けましておめでとうございます。今年の干支は「巳」です。今回紹介するヘビは、国の天然記念物に指定されている「岩国のシロヘビ」です。日本では、シロヘビは数が少ないことから古くから縁起の良い動物として信仰の対象とされてきました。きっと、この写真を見たみなさんにも幸運が訪れますよ!?

 

岩国のシロヘビは、山口県岩国市だけにすむシロヘビです。アオダイショウが白化したもので、遺伝によって白化が子孫にも受け継がれています。長さ約180cm、胴回り約15cmです。目はルビーのように赤く、全身は白く光沢があり、とても神秘的です。岩国では福運(よい運命)、金運(お金に恵まれる運)の神の使いとして大切にされています。

西洋名画●『バベルの塔』

 

『バベルの塔』は1563年、ベルギーのピーテル・ブリューゲルによって描かれました。この絵のモチーフは、旧約聖書の創世記の中に登場する巨大の塔です。この塔を建設する以前、神は地上に増えた人々の悪い行いを見て、大洪水で滅ぼすと「神と共に歩んだ正しい人」であったノアに告げ、ノアに箱舟の建設を命じます。その舟によってノアとその一族は助かることができました。
 取材協力=東京都調布市立緑ヶ丘小学校(鈴木祐介校長) 写真と文=河原潤子

 

大洪水から助かったノアの一族は仕事にはげみ、ふたたびすばらしい町をつくります。そして、天までとどく塔を建て、そこでみんなで住もうと考えます。大きな石を運び、レンガを積んで、塔はしだいに高くなりました。しかし、これを見た神は人間の行いを止めさせようと思い、おたがいの言葉を通じなくさせてしまいます。塔の建設はできなくなり、人々はちりぢりになり、塔もくずれ落ちてしまいました。ギリシア神話の『イカロスの墜落』のおはなしと同じように、旧約聖書のこのおはなしも、人間の思いあがりをいましめたものでしょう。ブリューゲルのこの絵は、人々がこの塔をいっしょうけんめい建設しているところを描いたものです。

良いところをみんなで見つける●「よかったよカード」

 

東京都の調布市立緑ヶ丘小学校では、児童の絵や工作を、すべて廊下へかざって、みんなで見られるようにした「学校の廊下は美術館」という取り組みをしています。作品を見て良いと思ったことを書いて伝える「よかったよカード」で、学年をこえた友達ができています。
取材協力=東京都調布市立緑ヶ丘小学校(鈴木祐介校長) 写真と文=河原潤子

 

ギャラリー代表 小原聖史(ふりがな:おはらきよし)さんのおはなし
  みなさんが描く絵や工作は、それで一つのアート(芸術)です。そして市民アートも、美術館も、小学生が見に来るのは大歓迎です。よくわからなくてもいいのです。みなさんの感じる心=「感性」が、小さな芽を出し、いつか大きな花となって咲くことになると思います。

産経子どもニュース 育て!子どもたち
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