平成24年12月13日発行 第1647号

冬の風物詩②津軽鉄道線のストーブ列車

津軽鉄道線は、青森県の津軽半島の中央部を南北に走るローカル線です。この鉄道は冬季の12月1日から3月31日の間、客車内の暖房にダルマストーブという石炭を燃料とする「ストーブ列車」が運行し、冬の風物詩となっています。

 

ストーブ列車が走る季節になると全国から多くの観光客が訪れます。車内には石炭だるまストーブが2台あります。ストーブからは煙突が屋根に向かって伸びています。石炭をくべるのは、車掌さんの仕事です。観光客の中にはストーブでスルメを焼く人もいるそうです。

おもしろ動物図鑑●ゲレヌク

ゲレヌクはアフリカのサバンナや砂漠にすむウシ科の動物です。体長 150-160センチメートル、体重 30-50キログラムで、ペアまたは数頭の群れで生活しています。、頭が小さく長く伸びた首が特徴のところから別名「キリンレイヨウ」と呼ばれています。

 

ゲレヌクは、木の葉、若芽、若枝、つぼみ、花などをエサとしています。ゲレヌクの食事風景はとてもユニークです。高い木では、後肢だけで立ち上がりながら葉を食べます。水分は木の葉からとるのであまり必要ではありません。そのために砂漠地帯に住むことができます。

科学者技術者の卵たちが競う、衛星設計コンテスト

制作協力=宇宙航空研究開発機構(JAXA)/日本宇宙フォーラム(JSF)
制作協力=宇宙航空研究開発機構(JAXA)/日本宇宙フォーラム(JSF)

2012年11月10日、第20回衛星設計コンテスト最終審査会が開催されました。書類審査を通過した14チームが相模原市立博館に集合しました。
 参加学生は、めいめいが設計した小型衛星や宇宙ミッションのアイデアを発表し、それを受けて、宇宙開発の最前線で長年にわたって人工衛星の開発などに携わってきたベテラン揃いの審査員から鋭い質問や意見が挙がりました。学生も審査員も真剣勝負です。
 高校生になったら、衛星設計コンテスト「ジュニアの部」に挑戦してみませんか。審査員をうならせる宇宙ミッションを期待しています。

 

楽しく走る、早く走る、かけっこはスタートが大切●順天堂大学

取材協力:順天堂大学スポーツ健康科学部柳谷登志雄准教授/東京都新宿区立四谷第六小学校 写真と文:河原潤子
取材協力:順天堂大学スポーツ健康科学部柳谷登志雄准教授/東京都新宿区立四谷第六小学校 写真と文:河原潤子

現役で活躍中の運動選手と、スポーツについてさまざまな研究をする順天堂大学の先生が、「かけっこがうまくなるひみつ」を小学生に教えるイベントを行いました。そして「よーい、ドン!」で走り出すスタートに「ひみつ」がある事がわかりました。

 

先生は、やろうとしている事がうまくできない時、グラウンドで走ってみると、頭がからっぽになって、元気が出て、もういちど新しい考え方で取組むことができます。このように、走ることは体だけではなく、頭や心にも良い効果があります。みなさんも休み時間には校庭を走って、元気が出てくるのを確かめてみてください。学校以外の場所では、かならず家族で、おとなの人と走りましょう。(柳谷登志雄先生

平成24年12月6日発行 第1646号

3148人一斉対局●ギネス認定 子どもの将棋大会

将棋の大会では最大規模の「将棋日本シリーズ・テーブルマークこども大会」東京大会(日本将棋連盟主催)が11月18日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれました。小学生以下の3148人が対局した1574局が一斉に指され、1カ所で同時に行われた対局数として、ギネス世界記録に初認定されました。

 

多くの人に大会を知ってもらい今後の参加者も増やそうと、日本将棋連盟が大会を前にギネス世界記録への挑戦を宣言したため、3人の公式認定員が立ち会って対局の成立を確認後、その日に認定されました。東京ドームの3分の1ほどの広さの会場で、子どもたちの真剣勝負がくり広げられました。

おもしろ動物図鑑●ラーテル

この動物は、アフリカの珍獣ラーテルです。体長90センチほどイタチの仲間で、相手がライオンだろうが猛毒を持つコブラだろうが立ち向かっていきます。そのためギネスブックでも「世界一怖いもの知らずの動物」として認定されています。

 

強さの秘密は、鎧のように硬く分厚くしかもぶよぶよした毛皮にあります。ライオンの牙もコブラの毒牙も通しません。ラーテルの一番の大好物はハチミツです。おもしろいことにミツオシエという鳥と協力関係にあり、ミツオシエがハチミツ巣を見つけると独特な声でラーテルを案内します。

冬の風物詩①干し柿

風物詩とは、その季節の感じをよく表しているもののことです。干し柿も冬を代表する風物詩のひとつです。干し柿作りは、外の気温が15度を下回るようになると始まります。
柿は、大きく分けると渋柿と甘柿があり、干し柿にされるのは、渋みのある渋柿です。

 

干し柿の作り方は、とても簡単です。皮をむき、つるして乾燥させるだけです。2週間ほど干すと食べごろです。干すことによって渋みの元のタンニンが、変化し渋みが感じられなくなり、とっても甘くなります。栄養豊富な干し柿作りにチャレンジしてみましょう。

地球にやさしいものづくり●鉛筆工場のリサイクル作戦

取材協力:北星鉛筆 写真と文:河原潤子
取材協力:北星鉛筆 写真と文:河原潤子

鉛筆の製造に使う木はおもに、アメリカから輸出される高さ約30メートルの巨大なインセンスシダー(アメリカ杉)です。アメリカではこの木を、切りたおす数より多い数を植えて保護しています。そして木を輸入する日本では、鉛筆を作る時に出るおがくずを捨てずに、ねん土や絵の具にリサイクルする鉛筆工場が注目されています。

 

工場の代表 杉谷和俊さんのおはなし
鉛筆作りに使う木は、地球に芽を出して育ち、私たちのところへ来るまでに約80年かかります。その40%がおがくずになるので、もっとリサイクルすることを考え続けたいと思います。将来はおがくずを燃料として、火力発電所を作る事が夢です。―――― 実現する日が来るかもしれません。

平成24年11月29日発行 第1645号

「みんなで遊ぼうフィッシング祭り」開催

2012年11月4日(日)、日本釣振興会主催による今年の「みんなで遊ぼうフィッシング祭り(主催・日本釣振興会)」が埼玉県のしらこばと水上公園で開催されました。できるだけ多くの人に釣りの楽しさを体験してもらうためのイベントで、今年で6回目となります。

 

フィッシング祭りには、家族連れを中心に約1万人が参加しました。金魚釣りコーナーや、ニジマス釣り教室なども開かれ、多くの人がニジマスを釣り上げて、釣りの楽しさを体験しました。日本釣振興会では、子どもたちが参加できる釣りのイベントを各地で開催しています。

愛情子育て●クマゲラ

木の穴から顔を出してエサをねだるのは、クマゲラのヒナです。親鳥は真っ黒な体に赤い帽子をかぶったような姿をしています。北海道と本州の一部にすむキツツキの仲間で、国の天然記念物に指定されています。現在、数が減り絶滅が心配されています。

 

クマゲラは、口ばしで大木に大きな穴を空けて巣をつくります。全長は約45cmでキツツキの中では大型です。春に卵を産み、14日ほどでかえります。子育ては、卵を温めるのもヒナにえさを与えるのも両親が協力して行い、ヒナは1カ月ほどで巣立ちを迎えます。

卵かけご飯から始まった町づくり●岡山県美咲町

岡山県の美咲町は、平成17年に3つの町が一つになって誕生しました。新しい町づくりの取り組みとして、地元で生産される新鮮な素材を使った「卵かけご飯」のお店を開いたところ、「とてもおいしい」と評判になり、日本中から沢山の人が訪れる人気スポットになりました。地元の良いものを活用した町づくりは、全国の地方自治体からも注目されています。

 

温かいご飯に生卵をかける「卵かけご飯」は消化が良く、エネルギーがわいて元気が出るので、朝ごはんにおすすめです。しかし生卵は、時間や温度によってバイ菌が増えやすいので、注意も必要です。前もって必ず手を洗い、卵を冷蔵庫から出したら、すぐに作って食べましょう。卵にアレルギーがある人は気をつけて下さい。

3148人一斉対局●ギネス認定 子どもの将棋大会

将棋の大会では最大規模の「将棋日本シリーズ・テーブルマークこども大会」東京大会(日本将棋連盟主催)が11月18日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれました。小学生以下の3148人が対局した1574局が一斉に指され、1カ所で同時に行われた対局数として、ギネス世界記録に初認定されました。

 

多くの人に大会を知ってもらい今後の参加者も増やそうと、日本将棋連盟が大会を前にギネス世界記録への挑戦を宣言したため、3人の公式認定員が立ち会って対局の成立を確認後、その日に認定されました。東京ドームの3分の1ほどの広さの会場で、子どもたちの真剣勝負がくり広げられました。

平成24年11月22日発行 第1644号

日本の地下鉄④地下鉄の電車はどこから入れるの?

都市の交通機関として毎日、多くの人たちに利用されている地下鉄ですが、その電車はどのようにして地下に入れるのでしょうか? 昔、この話をネタした漫才があったほどですから、だれもが不思議に思うのではないかな? 電車を入れる方法は、大きく分けると2つあります。電車を地下で組み立てるわけではありません。

 

ひとつは地下鉄の車両基地が地上にある場合やJRなど地上の鉄道と相互乗り入れしている場合に、普通にレールに乗せていれる方法です。もうひとつは車両基地が地上になく、地下鉄以外の路線と線路が繋がっていない場合は、電車を入れる専用の入り口から地下の車両基地までクレーンで下ろしていく方法です。

愛情子育て●エリクビキツネザル

キツネザルの仲間、エリクビキツネザルの家族です。赤ちゃんがお母さんにしがみついています。キツネザルの仲間は、インド洋に浮かぶマダガスカル島だけにすむ霊長類の一種で、約60種類がいます。

 

エリクビキツネザルはおもに樹の上で群れで暮らし、えさとなる果物や葉を求めて昼夜ともに行動します。キツネザルの中では、中型の大きさで体重は2.5kgほどです。オスとメスでは体毛の色が違います。現在、森林が焼き払われたり、食料としてとらえられたりして数が減り絶滅が心配されています。

世代を超えた人気おもちゃ●「ブロック」を見に行こう

取材協力=株式会社カワダ、月刊トイジャーナル、(社)日本玩具協会 文=河原潤子
取材協力=株式会社カワダ、月刊トイジャーナル、(社)日本玩具協会 文=河原潤子

ブロックは、鉛筆キャップを組み立てて遊んだアイディアをもとにして、今から50年前の1962年に誕生しました。 絵を描いたり、粘土で形を作るのと同じく、組み立てて自由に表現することを楽しめるブロックは、幅広い年齢層で人気のおもちゃです。

 

現在、国内で販売されているおもちゃは、多くが海外から輸入されたもので、日本国内で作られているものは全体の12.4%です。国産、輸入を問わず、日本玩具協会では安全が確かめられたおもちゃにSTマーク(ST)を付けることを認め、おもちゃを選ぶ時の目安としています。

おもしろキノコ図鑑④食べたら危険な毒キノコ

森や林には、この季節たくさんの野生のキノコが生えています。おいしそうに見えるキノコも実は、人間が食べると食中毒をおこす毒キノコかもしれません。日本に生える毒キノコの数は数十種類以上といわれますが、命にかかわるような毒キノコは十数種です。

 

食用キノコと毒キノコを見分ける方法として「縦に割けるキノコは食べられる」「毒キノコは色が派手で地味な色で匂いの良いキノコは食べられる」といった話がありますが、これはすべて間違いです。毒キノコの中には食用キノコと非常によく似たものがあるので、野生のキノコを食べる場合は、必ず専門家に見てもらいましょう。

平成24年11月15日発行 第1643号

おもしろキノコ図鑑③食用キノコ

日本人はキノコが大好き。給食や家の料理にもキノコは良く使われることでしょう。キノコのうち、食べられるのは200種類程度で、特に私たちが好んで食べる種類は、70種程度といわれています。野生のキノコを採取して食べるときは、毒キノコを間違えて食べないように注意が必要です。

 

人がキノコを食用とした歴史は古く、中国では2000年以上前から食べていたという記録があります。中国人は、キノコを食品とするだけでなく、医薬品としても用いました。古代ローマの貴族もキノコを食べており、ローマ皇帝は、自分がキノコを食べる前に安全であることを確認するため、毒見役を設けていました。

水辺環境を大切に●10月第3日曜日は「水辺感謝の日」

取材協力=公益財団法人 日本釣振興会
取材協力=公益財団法人 日本釣振興会

毎年10月第3日曜日は、全国一斉、釣り場清掃デー「水辺感謝の日」(主催・日本釣振興会)で、今年は10月21日に行われました。日頃釣りを楽しんでいる海や川の環境に感謝し、自然と共存できる釣り場づくりを目指し、清掃活動などを行っており、今年で18目を迎えました。

 

この日「水辺感謝の日」の清掃活動に参加したのは、全国で約15000人です。実施されたのは約150カ所の釣り場で、地元の釣り人をはじめ子どもたちが、たくさんのゴミを拾い集めました。釣りを楽しむためには、きれいな水辺を保つことが大切です。

西洋名画モネ④『睡蓮の池』

出典=少年少女名作絵画館/モネ(中山公男著)パリ、オルセー美術館
出典=少年少女名作絵画館/モネ(中山公男著)パリ、オルセー美術館

「印象派」「印象主義」は、自然の美しさをそのままに描こうとするため、彼らは戸外で描きます。それ以前、風景画家たちは、戸外で直接デッサンをしても、油絵を仕上げるのはアトリエの中でした。しかもモネたちは、海岸や、セーヌ河の岸や、フォンテーヌブローの森、あるいはアトリエ舟の上に画架(イーゼル)を立てて描きます。今なら、風景画を外で描くことなどごくあたり前のことのように思われますが、これはモネたちに始まるのです。

 

1893年、モネはジヴェルニーの家の細い道をへだてた向こう側の川沿いの地所を買い、ここを日本風の庭園にしようとします。池を掘ってエプト河の支流からひいた水を入れ、睡蓮を植え、池には太鼓橋をかけ、橋の上には藤の棚をつくり、池のふちには柳やアヤメなどを植えます。こうして「水の庭」の連作が始まります。柳が池の水面にまで垂れ、池には無数の睡蓮が咲き、花と緑、空と水とが反映しあう世界が、次々と生み出されてゆくことになるのです。モネが睡蓮の池を題材とした作品は、総計で300点にものぼります。

3148人一斉対局●ギネス認定 子どもの将棋大会

■制作協力=宇宙航空研究開発機構(JAXA)/日本宇宙フォーラム(JSF)
■制作協力=宇宙航空研究開発機構(JAXA)/日本宇宙フォーラム(JSF)

物質はそのエネルギーに応じて、赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線など の電磁波を出しています。身 近なところでは、病院のレントゲンに体を透過(通り 抜けること)するX線が使われています。宇宙でX線を発するのは、超新星爆発やブラックホール、銀河の中心核など、はげしく活動する天体です。波長が短いX線は、エネルギーの高い高温の物質から出されます。ASTR0ーHは、X線でこれらの天体を観測し、宇宙がどのようにして今の姿になったのか、進化の謎を解明します。

 

 

平成24年11月8日発行 第1642号

おもしろキノコ図鑑②キノコの生える場所

キノコの体は緑色ではありません。これは、葉緑体がないためで植物のように光合成を行わず、生えて場所にある養分を栄養にして成長します。キノコは枯れ木や倒れた木、切りかぶなどの上によく見つけることができます。森の木の種類がちがうと,生えているキノコもちがいます。

 

キノコは木の種類だけでなく、斜面の向きや、湿った土地か乾いた土地かなどによって生えるキノコの種類が変わってきます。キノコは生えた樹木や落ち葉は養分を吸収され、分解し、土に戻ります。キノコは森のそうじ屋さんとしての大切な役割を果たしています。

『2013年(第9回)学校自慢エコ大賞』』作品大募集!

産経子どもニュース「育て!子どもたち」では、環境学習を通じて子どもたちにエコの大切さを知ってもらおうと全国の小、中学校ならびに小、中学生を対称に『2013年(第9回)学校自慢エコ大賞』を開催します。みなさんが日ごろ取り組んでいるエコ活動やエコに関する考えを作品にして、応募してください。

 

 

港③●災害から私たちの暮らしを守る港

制作協力=(社)日本港湾協会
制作協力=(社)日本港湾協会

自然災害の多い日本では、地震による津波や、台風による高潮の被害を多く受けてきました。海に面している港は、私たちの生活を災害から守る「防災」の役割だけでなく、災害時の救援拠点としての役割も持ち合わせています。

 

 

日本の伝統芸能⑧興味と関心を持とう

マンガ=UNI
マンガ=UNI

伝統芸能は、歌舞伎や相撲、落語のほかにもいろいろな種類があります。身近な盆踊りもそのひとつです。日本の文化である伝統芸能を絶やさずに未来につなげるためには、子どもたちが興味と関心を持つことが大切です。伝統芸能に接してみましょう。

 

 

平成24年11月1日発行 第1641号

おもしろキノコ図鑑①キノコのひみつ

キノコは、カビの仲間で、植物でも動物でもなく「菌類」という生物の仲間です。キノコというと傘のような形を思い浮かべますが、キノコの本体は地面の下や木材の中に広がっている「菌糸」のかたまりです。1年に1回、胞子(植物でいう花粉)をつくって飛ばすために「子実体」をつくります。それが私たちがキノコと呼んでいるもので、植物でいう「花」にあたる部分です。

 

キノコは、日本には約3000種類、世界には数十万種があるといわれています。形、大きさ、色、におい、生える場所、毒の有無など、さまざまです。キノコが地上に出てくるのは、胞子が飛んでいって成長するのに適した、温度と湿度がある梅雨明けから秋にかけてです。

西洋名画モネ③『日傘をさす女』

出典=少年少女名作絵画館/モネ(中山公男著)パリ、オルセー美術館
出典=少年少女名作絵画館/モネ(中山公男著)パリ、オルセー美術館

「印象派」という名前は、モネが展覧会に出品した作品『印象、日の出』に対し、こんな絵は絵ではない、まさにモネの作品の題名通り、「印象」に過ぎない、という批評があったからです。しかし、モネたちの側からすれば、「印象」こそ彼らの描きたかったものなのです。自然から直接受ける取る新鮮な感覚、時々刻々に移り変わっていく光や大気の印象、その新鮮な感覚のよろこびを、そのまま画面に表したいということこそ、彼らの念願だったのです。こうして、「印象派」「印象主義」という名前ができあがり、19世紀後半の近代絵画のあり方に、決定的な影響を与えることになります。

 

帽子を被り日傘をさした女の顔は、周囲の明るさの中で逆光となり、おぼろげにしか描かれていません。しかしその代わりに、彼女の着ている服が、日傘の影や野原の緑の反映の中で、どんなに変化に満ちた色あいや影を見せるかということが、実に印象的に描かれています。あるいは、人物そのものより、自然の空気の動きや色あいや香りまで描かれています。モデルは、オシュデ夫人の娘シュザンヌと思われます。しかし、彼がずっと昔に描いた『ひなげし』(前回作品)の中に出てくる、モネの妻カミーユの日傘をさす姿の想い出が、ここに込められているのかもしれません。カミーユは1879 年に世を去り、その後オシュデ夫人とモネは恋し合う仲になります。夫人の夫が死去し、正式にモネとオシュデ夫人が再婚するまで苦しい年月が続きます。

港②私たちの暮らしと経済を支える港

制作協力=(社)日本港湾協会
制作協力=(社)日本港湾協会

最近では、品物をコンテナという金属製の箱につめて運ぶことが多くなっています。コンテナには衣類や家具、生活用品などあらゆるものがつめこまれます。港に着いたコンテナは、専用のクレーンで積みおろされ、トラックや鉄道により運ばれます。

 

 

日本の伝統芸能⑦落語

マンガ=UNI
マンガ=UNI

落語は一人で何役もこなしながらおもしろい話や心あたたまる話などをして、聞く人を笑わせたり泣かせたりする話術です。落語家が使う小道具は、扇子と手ぬぐいです。たとえば、扇子を筆に、手ぬぐいを紙に見立てて文(手紙)を書く姿を表現します。

 

 

平成24年10月25日発行 第1640号

日本の地下鉄●地下鉄のバリアフリーってどうなっているの?

制作協力=(社)日本地下鉄協会
制作協力=(社)日本地下鉄協会

地下鉄を利用する人の中には、お年寄りや身体の不自由な人もいます。この人たちが利用しやすい乗り物にするために、地下鉄の駅や電車には、いろいろな設備がつくられています。このような設計の考え方をバリアフリーといい、「さまたげるものがない」という意味です。

 

バリアフリーの設備は、お年寄りや身体の不自由な人が、できるかぎり自分の力を使って安全に行動できるようにつくられています。よく見かけるエスカレーターや車椅子対応トイレのほかにも、点字ブロック、ホームドアなど、さまざまな工夫がされています。

世界最大の国際会議「IMF・世銀総会」を子ども記者が取材

文と写真=河原潤子
文と写真=河原潤子

2012年10月9日(火曜日)、東京国際フォーラムで、188の国から2万人もの人々が参加する大規模な国際会議が開催されました。会議は、IMF(国際通貨基金)と世界銀行が中心になって進行し、沢山のグループに分かれた話し合いが、同時に、何回も、6日間続けて行われます。

 

世界には、平和で豊かな国がある一方で、人々の生活が苦しい国(発展途上国)もあります。IMF(国際通貨基金)と世界銀行は、援助が必要な国の道路、水道、鉄道、病院、学校などを整備するために必要なお金を貸し、そのお金を有効に役立てるための知識や技術のある人を派遣して、国づくりを助けます。

港①世界の国々に支えられている私たちの暮らし

制作協力=(社)日本港湾協会
制作協力=(社)日本港湾協会

日本は、石油・石炭などのエネルギー資源や原材料のほとんどを外国から輸入しています。   その貿易量は、一年間で約12億トンにのぼります。この12億トンのうち、99.7%は船で港まで運ばれます。

 

 

日本の伝統芸能⑥落語

マンガ=UNI
マンガ=UNI

落語は演じる人の話術だけで観客を笑わせる日本独特の話芸です。落語の始まり、安土桃山時代にさかのぼるといわれ、江戸時代になると、人通りの多い道などで語られるようになりました。落語は、江戸から昭和の初めごろに作られた「古典落語」と、それ以降に作られた「新作落語」の2つに分けられます。

 

 

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